2019.1.28

覚悟を持つ友人

人は覚悟を持つと、人に刺激を与えられるほどにこんなにも輝けるんだなと実感する友人がいる。

年齢は一緒だけど、会う度に刺激をもらうし、業界も経営を志した理由も全く違うけど学ぶことが沢山ある。

すごいやつはどこに行っても凄いんだなと彼と話しているといつも思わされる。
でも、そんな彼は元々はダメダメだった。

彼と初めて知り合ったのは、確か19歳ぐらい。
お世話になっていた旅行代理店の方から彼を紹介された。
彼はその時、その旅行代理店で奨学生社員?みたいな働き方をしていて仕事をしながら受験勉強もして
大学に行くのを目指しているということだった。

話していて意気投合する部分も多かったので
仕事が終わった夜遅くに一緒に飲む中だった。
彼には今でも言うけど、この頃の彼は本当にダメダメだった
契約も全然取れてないようだったし、受験に向けての勉強も力が入ってなかった。
よくよく聞くと、そもそもそんな自分を見かねた親父のコネで今の会社でお世話になったという話だった。
ある日、急遽その会社を退職することになったという連絡があった。
本人からはそれっきりご無沙汰になった。

数年経って、FBで友達申請が来た。
プロフィールを見ると、その旅行代理店を辞めて広告代理店に転職して、そのあと父の会社を継ぐことになったと書いてあった。
自分の親の跡継ぎになったのかぐらいで、それをきっかけに連絡を取るいうこともなかった。
僕も新卒で入った会社で忙しかった。正直、実家の家業を継ぐことになったんだなぁぐらいしかその時は思わなかった。

彼から連絡があったのは、僕が会社をはじめて2年目ぐらいの時だった。
今東京に仕事で来ていて、時間があるなら会おうとなり
ランチをすることになった。

久しぶりに会った彼は、今までみたこない顔つきだった、そしてオーラがあった。。
ダメダメだったころの彼はそこにいなかった。
順調ですと顔に書いてるんじゃないかバリの笑顔で僕を迎えてくれた。
会った瞬間になにかおもしろい話が出来そうだなと感じる雰囲気が出ていた。
その時の彼の話はよく覚えている。
結局、旅行代理店でダメダメで、環境を変えようと自分で探した求人で広告代理店で働いた。
しかし、そこでも泣かず飛ばす。そんなときに父の体調不良で急遽、地元に帰ることになった。
そして、父の跡継ぎとして会社を引き継ぐことになった。
みんなバカ息子だと知っているし、父の会社は老舗で長く働いている人もいる。
そういう人たちは、子供のころからの彼も知っていて最初は全然言うことを聞いてくれなかったそうだ。
寧ろ、社長になると発表した時はみんなに全く歓迎されなかったという。
そして、業績も右肩下がりで更に赤字。社員にももうつぶれることは確定したとも思われている空気が凄かったらしい。
社員の長い人はいい年齢ってこともあって、これからの生活をどうしてくれるんだという生々しい話を沢山聞かされたそうだ。
でも、社員と向き合って自分なりに色々考えて実行し、最初はうまくいかないことも多かったようだけど
諦めずやりきった結果、数年で持ち直し今では全国に顧客がいてローカル企業として長く付き合いあるお客様としか仕事がなかった状況から
WEBを活用するようになって販路も広がった。もちろん、黒字。新たに人を雇用しないといけないくらいになったということだった。

マネジメントの話や、会社を経営することに対する考え方、昔のように意気投合した。

そこからまたよく会うようになった。お互い色々あったけど、それを乗り越えてまた会えるようになったのは嬉しい。
彼と会うと、一年ぶりに会ったとしても昨日会ったかのように自然と色々な話ができる。

そんな僕もダメダメだった。彼はそんな僕にとてもやさしかったことを思い出した。

そんな彼の会社の採用ページが最近リニューアルされた。
代表メッセージに写る彼は、曇りもなく素晴らしい笑顔で会社のことを熱く語っていた。
そんな彼の姿を見て、目頭が熱くなったと同時に、自分なりに妥協なく全力でやりきろうと改めて決心した。